シートフローリングにはコーティング施工が必須

昨今の新築マンションでは概ね99%くらいの確率でフローリングは突板ではなくシートが貼られています。
シートフローリングは従来の突板と比べとても日本人向けに製作されています。
メリットとして面倒だったワックス掛けが不要になりました。
理由は仕上げが木では無く木目が印刷されたシート(紙)だからです。
また天然木と比べ木目も綺麗な部分だけを印刷してますので「節」が入る事がありません。
こんなシートフローリングでもデメリットはあります。
表面がヒビ割れしないように柔らかくなっていますので少しの衝撃で凹んだりします。
また表面がシート(紙)なのでペットの爪などで簡単に破けたりしやすいです。
そんな事からフローリングの表面を保護する観点から硬質塗膜形成を施す油性塗料のコーティングが有効です。
油性塗料のコーティングを施しますと再コーティングをする事無くフローリングの持つ寿命まで
メンテナンスフリーでお使い頂けます。
フローリング表面保護と汚れの付着を抑制しお掃除が簡単になります。

艶消しコーティングの賛否

昔はフロアコーティングを施工して光沢が上がると喜ばれましたが最近ではマットな質感が人気で
フロアコーティングも艶消しが出てきました。
需要があれば供給もされるのですが、これには賛否両論です。
本来の目的である表面保護はコーティング剤と床材との完全密着です。
また汚れを寄せ付けない表面張力も魅力のひとつです。
でも艶消しを行う事でこれらに懸念が生まれてしまいます。
塗料に艶消しは昔からありますが工程として本来の塗料に艶消し剤を混入する事で艶を飛ばす訳です。
この混入される材料で床材との密着が弱くなる懸念があります。(剥がれやすくなる)
また表面の光沢が無くなるので表面張力も無くなり汚れの付着が強くなりお手入れが悪くなる懸念があります。
需要があるので売りたいのはやまやまですが施工のプロとしては売りたく無い一品です。

マンション営業マンに騙されない

これも永遠のテーマですがマンションの営業マンはコーティングのプロでは無いので
ワックスとコーティングが同じものと判断しているようです。
なのでご契約者様がコーティングは必要かと尋ねると「不要」ですと答えます。
そして入居後に必要だった事を知り後悔します。
そもそもシートフローリングはオレフィンシートと言って紙質ですから水分の吸収がとても良いのです。
水を溢したり濡れた素足で歩いたりすると直ぐに染み込みます。
これが染みとなり簡単に落ちなくなります。
勿体ないですね、折角の新築なのですから綺麗なうちにコーティング施工して保護しましょう。