オプション会以外でもキッチン合わせで食器棚は製作できます
オプション会の風潮として他店ではキッチン合わせができないように説明しており
意図的に高額なオーダー食器棚が販売されています。
本当に他店では製作ができないのでしょうか。
答えは「ノー」です。
概ねですが99%くらいの確率で他店でも製作ができると思って良いでしょう。
戸建と違い戸数の多いマンションではキッチンメーカーと交渉して安価に仕入れを行っています。
その関係もあり物件対応品と言って特注扱いで納入しています。
いわゆるキッチンメーカーのオリジナルでは無い扉や取っ手金物を使用しています。
だからこそ一般の家具店で製作ができる訳です。
キッチン扉は一般化粧面材から選定されています
概ねですがキッチンの扉はモデルルームを作る際にカラースキームと言って各種壁紙や巾木、フローリング
建具といった仕上げ材を専属コーディネーターが選定しています。
それは一般仕上げ材サンプル帳から選定しています。
だから他店でも入手ができる仕上げ材なのです。
これから他店でキッチン合わせの食器棚を製作しようとお考えの方は、この仕上げ材の仕様を確認しましょう。
キッチンの扉、取っ手金物、カウンター材を合わせる仕様とは?
この仕上げ表は既にマンションの販売時には決まっておりますので
通常は担当営業マンレベルでも周知しているはずです。
しかしレベルの低い営業マンや、やる気の無い営業マンですと即答が難しいと思います。
質問の流れとしましては営業マン→売主の建築担当で判明するはずです。
扉面材のメーカー名と品番、取っ手金物のメーカー名と品番を教えて貰い家具店へ詳細を伝えれば
製作可能か直ぐに調べられます。
但し、人工大理石や天然御影石のカウンターをも合わせる場合には材料のメーカー名や品名だけでは
情報が足りない場合もあります。
ミスなく製作したい場合には無理せず売主へ依頼してカウンター材の小さなカットサンプルを頂いてください。
それを基に石材メーカーへ依頼すると同じもの(近似のもの)を探せます。