オプション会では貼れないと言われた壁?

特にタワーマンションに多いのですがエコカラットを貼るのに制約されている壁とは。
通常エコカラットは高価な施工になりますので皆様お部屋に対して1面を施工されると思います。
また部屋の広さに対して効果を最大限に生かす為には一番広い面をお選びになるはずです。
また当然ですが見栄えを重視して障害物の少ない壁がベストな事は言うまでもありません。
上記を考慮しますと戸境壁の壁がベストなんです。
しかし多くのタワーマンションご契約者様からは「オプション会で断られた」と仰います。
これには矛盾する理由があるのです。

乾式耐火間仕切りにエコカラットは貼れるのか?

タワーマンションで多く採用されている「乾式耐火間仕切り」です。
これは戸境壁に採用されていますので通常、オプション会ではエコカラットやミラー貼りは禁止されています。
(造作家具の設置も禁止されています)
しかしこれには理由があります。
この乾式耐火間仕切りは戸境壁でもありますので隣の住戸との諸問題があります。(防音など)
造作家具のようにビスで器具を固定する事などは当然管理規約で禁止されておりますので
行為そのものは駄目です。
ビスなどで固定しますと家具を使用する度に振動が隣の住戸へ伝わってしまう為です。
(建物の構造や強度には問題ありませんが)
しかし、エコカラットやミラー貼りなどは触れるものではありませんので施工そのものは管理規約に
違反する事はまず無いと思います。
(念の為、お手元の管理規約集をご確認ください)

施工に対する懸念とは?

では何故オプション会ではエコカラットの施工を断るのでしょうか。
以前は別紙に定める「覚書」なるものに署名する事で販売施工をしておりましたが
それ自体に「お客様へ失礼になる」とか「面倒」と言う事になり「全てお断り」となったようです。
しかし、どこかへは提案して販売しないと売上も落ちてしまうので貼っても効果が少なかったり
見栄えの悪い場所などへ販売が横行している訳です。
肝心な施工を断る理由ですが乾式耐火間仕切りとは通常の造作壁と構造自体はそんなに変わりません。
普通のLGSと呼ばれる軽鉄スタッドを立ててモルタルが混在しているボードを貼ります。
(中には防音の為に吸音材が入ります)
その上に重ねて通常の石膏ボードを貼り2重構造にします。
(物件によりモルタルボードの順序は異なります)
で、エコカラットはそのボードの上に貼り施工するのですがエコカラット用の接着剤は
強力なので後にエコカラットを剥がす事になった場合にはエコカラットだけが剥がれず
下地のボートも一緒に剥がれたりして傷める事になります。
このボードを傷めた状態のままですと戸境壁ですので隣住戸への防音対策が十分でなくなってしまう訳です。
この責任を逃れる為にオプション会では販売しないのです。
しかし普通の入居者様であれば傷めた壁を放置する人は皆無だと思います。
しっかり業者さんへ依頼してボードを復旧させれば問題無いのです。
技術的にもボードの材料にしてもそんなに高価なものではありませんので
問題無くエコカラットはご希望の場所へ施工ができるのです。
心配な方は依頼されるショップへ確認してみてください。
マンションに特化したエコカラット施工専門ショップ「マンションオプション.com」

躯体壁でも??

稀に躯体壁(コンクリート直)も断るオプション会もありますが
コンクリート壁の方が剥がすリスクは少ないです。
ボード壁のように剥がれる事がありませんので施工業者へ依頼すれば綺麗に剥がしてくれると思います。
良く剥がす際に躯体壁へ「傷が付く」とか「共用部に傷が付く」と仰いますが付いた傷のレベルでは
構造的に強度が弱くなるようなものではありません。
穴を空けたり、割ったりする訳では無いので心配ありません。
余談ですがボード壁よりもコンクリート壁の方が若干地震等で貼ったエコカラットが割れやすいです。
また壁の不陸により仕上がりも若干ボード壁よりも良くない点が挙げられます。